本文へ

イタリア語ってどんな言葉?(l'italiano)

2026年10月19日(更新:2026年10月22日)

イタリア語は、イタリアなどで話されている言葉です。スペイン語やフランス語と同じロマンス諸語の1つで、ラテン語の話し言葉から生まれました。英語と同じアルファベットのうち21文字を使い、città(都市)のàのように、アクセント記号の付いた母音も書きます。

イタリアでの使われ方

イタリア語は、イタリアの公用語です。1999年の法律第482号の第1条が、そう定めています。各地には方言もあり、標準のイタリア語と並んで今も使われています。イタリア国家統計局(ISTAT)の2024年の調査では、6歳以上の人のうち、家族と話すときに方言を使う人は38%でした。知らない人と話すときは、82.6%がイタリア語だけか、主にイタリア語で話しています。

文字と発音

母音の文字は、日本語の母音と同じ5つです。eとoには、口の開きが違う2つの発音があります(母音)。つづりと発音の対応には規則があり、読み方に注意が要るのは、cとgのように、後ろの母音で読み方が変わる文字です(cとgの読み方)。子音を2つ重ねたつづりは、日本語の「っ」に近く、子音を長く発音します(二重子音)。

文法

イタリア語の文法には、日本語と違うところがいくつもあります。例えば、日本語の「話す」は、「私は話す」でも「私たちは話す」でも同じ形です。イタリア語では、主語によって動詞の語尾が変わります(語幹と語尾)。また、名詞には男性と女性の区別があり、英語のtheやaにあたる冠詞や、名詞を説明する形容詞も、名詞に合わせて形を変えます(名詞の性と数)。

このサイトのイタリア語

このサイトは、標準のイタリア語で書いています。つづりと形は、辞書と教科書に載っている標準の形です。

このサイトの使い方

  1. はじめに、文字と発音のシリーズを順に読んでください。この記事を入れて21記事で、次はアルファベットです。
  2. 次に、文法の記事を順に読んでください。名詞の性と数から始まります。
  3. 文法の記事で学んだことは、読みものの短い文章で復習できます。
  4. 動詞の形は活用の練習で、アクセントはアクセントの練習で練習できます。

このサイトで扱う範囲

文法の記事には、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)のA1かA2のタグが付いています(CEFRとは)。最初はA1のタグが付いた記事から読んでください。日本で受けられる試験には、伊検(実用イタリア語検定)と、シエナ外国人大学のCILSがあります(伊検、CILS)。今の自分のレベルは、イタリア語レベルチェックで分かります。

参考にした資料

  1. アルファベット(alfabeto)イタリア語のアルファベット21文字の呼び名と、名前のつづりの伝え方が分かります。
  2. アクセント(accento)アクセントの位置の決まりと、アクセント記号を書く場合が分かります。
  3. 音節の分け方(divisione in sillabe)つづりを見て、音節をどこで区切るかが決まりに沿って分けられます。
  4. 語末を切る形(troncamento)母音や子音の前で、語尾をまるごと落とす作り方が分かります。