CEFRとは(ヨーロッパ言語共通参照枠)
2026-09-22(更新:2026-10-03)
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)は、外国語の力をA1からC2までの6つのレベルで表す基準です。欧州評議会が2001年に発表しました。イタリア語の検定のCILSとPLIDAは、この6つのレベルで級を分けています。このサイトでは、A1を「入門」、A2を「初級」と呼んでいます。
6つのレベル
A1がいちばん下で、C2がいちばん上です。下の表の目安は、ダンテ・アリギエーリ協会東京がPLIDAの案内に載せているものです。
| レベル | 目安 |
|---|---|
| A1 | 入門。挨拶など、日常の簡単な会話ができる |
| A2 | 初級。日常生活の様々なシーンで簡単な会話ができる |
| B1 | 中級。日常の様々なシーンで、自分の意見を語ることができる |
| B2 | 中上級。就学が可能で、就労時に語学力をアピールできる |
| C1 | 上級。辞書を使わずにニュースを聞いて理解できる |
| C2 | 最上級。正しいイタリア語で、ネイティブと対等に話ができる |
A1(入門)
A1は学び始めのレベルです。ダンテ・アリギエーリ協会東京の案内では、A1でできることは次のとおりです。
- よく使う日常の表現と基本的な言い回しを理解して使える
- 自分や他人を紹介できる。住んでいるところ、知り合い、持ち物などについて、質問したり答えたりできる
- 相手がゆっくり、はっきり話してくれれば、簡単なやり取りができる
シエナ外国人大学は、CILSのA1を「comprendere brevi testi e utilizzare espressioni di uso quotidiano」(短い文章を理解し、日常の表現を使う)力を見る試験だと説明しています。
A2(初級)
A2は、身近な場面で簡単なやり取りができるレベルです。同じ案内では、A2でできることは次のとおりです。
- 個人や家族の基本的な情報、買い物、近所の地理、仕事など、自分に直接関係のあることについて、文やよく使う表現を理解できる
- 身近で日常的なことについて、単純で直接的な情報のやり取りができる
CILSのA2は「comunicare in scambi semplici su argomenti familiari e comuni」(身近でよくある話題について、簡単なやり取りをする)力です。シエナ外国人大学は、A2を、まだ1人で自由にやり取りできる段階ではないと説明しています。
このサイトでの使い方
このサイトの文法のシリーズは、入門がCILSのA1、初級がCILSのA2の文法の一覧に合わせています。一覧の中身はCILS(シエナの検定)にあります。
日本の検定である伊検は、CEFRで級を分けていません。伊検の級は伊検(実用イタリア語検定)に、伊検とCILSの比べ方は伊検とCILSの違いにあります。
参考にした資料
- シエナ外国人大学「I livelli del Quadro comune europeo di riferimento per la conoscenza delle lingue (Consiglio d'Europa 2001)」(2026-10-03閲覧)。CEFRの6つのレベル、欧州評議会、2001年。
- シエナ外国人大学「Livello CILS A1」と「Livello CILS A2」(2026-10-03閲覧)。CILSのA1とA2の説明。
- ダンテ・アリギエーリ協会東京「PLIDAとは」(2026-10-03閲覧)。6つのレベルの目安、A1とA2でできること。