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PLIDA(ダンテの検定)

2026-09-22(更新:2026-10-03)

PLIDA(プリーダ)は、ダンテ・アリギエーリ協会が発行するイタリア語の検定です。レベルはA1からC2までの6つで、聴解・読解・作文・口述の4科目を受けます。日本では、ダンテ・アリギエーリ協会東京が実施しています。受けるには、協会の会員になる必要があります。

発行団体

PLIDAは、Progetto Lingua Italiana Dante Alighieri(ダンテ・アリギエーリ協会イタリア語プロジェクト)の略です。ローマ・ラ・サピエンツァ大学の監修のもとで協会が発行する資格で、イタリアの内務省、外務省、労働社会政策省、教育・大学研究省が公認しています。

イタリア外務・国際協力省は、4つの機関のイタリア語の検定を、互いに通用する資格として認めています。この制度をCLIQといい、PLIDAとCILSはどちらもその1つです。

6つの​レベル

レベルの分け方はCEFRと同じです。受けるレベルは自由に選べ、下のレベルに合格していなくても上のレベルを受けられます。

6つのレベル
レベル目安
A1入門。挨拶など、日常の簡単な会話ができる
A2初級。日常生活の様々なシーンで簡単な会話ができる
B1中級。日常の様々なシーンで、自分の意見を語ることができる
B2中上級。就学が可能で、就労時に語学力をアピールできる
C1上級。辞書を使わずにニュースを聞いて理解できる
C2最上級。正しいイタリア語で、ネイティブと対等に話ができる

試験の​科目と​時間

科目は聴解(Ascoltare)、読解(Leggere)、作文(Scrivere)、口述(Parlare)の4つです。下の表は、東京の案内にある試験時間の目安です。

レベル
A1
聴解
20分
読解
30分
作文
40分
口述
10分
合計
100分
レベル
A2
聴解
25分
読解
40分
作文
40分
口述
15分
合計
120分
レベル
B1
聴解
40分
読解
40分
作文
60分
口述
15分
合計
155分
レベル
B2
聴解
50分
読解
70分
作文
60分
口述
15分
合計
195分
レベル
C1
聴解
50分
読解
100分
作文
90分
口述
15分
合計
255分
レベル
C2
聴解
35分
読解
45分
作文
135分
口述
20分
合計
235分

合格の​基準

4つの科目のそれぞれで、30点のうち18点以上を取ると合格です。基準に届かなかった科目があっても、届いた科目の点数は18か月のあいだ有効で、その間は残りの科目だけを受け直せます。

東京での​実施

東京では、ダンテ・アリギエーリ協会東京が実施しています。2026年の案内に出ている試験日は、11月22日(日)です。この日に受けられるのはA2からC2までで、会場は調布市文化会館たづくりです。申し込みは10月9日から11月6日までです(2026-10-03時点)。

東京での実施
レベル4科目受け直し(3科目・2科目・1科目)
A1・A212,000円8,000円・6,000円・3,000円
B1・B218,000円13,000円・9,000円・5,000円
C1・C226,000円18,000円・12,000円・7,000円

受験料のほかに、協会の年会費がかかります。年会費は通常6,000円で、2026年にPLIDAを受ける人は3,000円です。結果は、試験の約2か月後に出ます。

受けられる​人

受けられるのは、次の人です。

  • イタリア国籍でない人
  • 二重国籍で、イタリア語が母語でない人
  • 二重国籍で、イタリアの学校の中等教育を終えていない人
  • イタリア国籍で、イタリア語の力を証明する必要がある人

13歳から18歳の人は、年に2回あるPLIDA JUNIORES(プリーダ・イウニオレス)を受けられます。JUNIORESのレベルは、A1からB2までの4つです。

資格の​使い道

東京の案内には、B2に合格すると、イタリアの大学に入るときのイタリア語の試験が免除されるとあります。資格に有効期限はありません。

同じイタリアの検定であるCILSはCILS(シエナの検定)に、日本の検定である伊検との比べ方は伊検とCILSの違いにあります。

参考に​した​資料