本文へ

アクセント記号の​入力​(tastiera e accenti)

2026-09-27

アクセントの記事で見たcittà、perché、caffèのような印は、日本語のIMEでは出せません。iPhoneやMacでは文字を長押しして候補から選び、Windowsではキーの組み合わせか数字コードで入力します。

入力の​方法とは

印付きの文字は、日本語のローマ字入力の変換候補には出てきません。デバイスごとに、印を出すための決まった操作があります。

iPhone・iPadでの​入力

文字のキーを長押ししてから指をスライドさせると、印付きの候補が並びます。Appleの公式サポートは、この操作を「キーを長押ししてから、選択肢の中からスライドして選ぶ」と説明しています。eのキーを長押しすればé、èなどの候補が出ます。

`Mac`での​入力

Macも同じく、文字のキーを押し続けると「アクセントメニュー」というポップアップが開きます。候補をクリックするか、候補の下に出る数字のキーを押すと入力できます。これがいちばん単純な方法です。

このほかにOption(⌥)キーを使う方法もあります。例えばOption+Nを押すとチルダが入力の準備状態になり、続けてaを押すと、チルダの付いたaの文字が出来上がります。ただしイタリア語のèに当たる具体的なキーの組み合わせは、Appleの公式サポートには書かれていません。この記事では、決まった1つの組み合わせを断定せず、「準備状態の記号を入力してから母音を押す」という仕組みだけを押さえ、実際の組み合わせは自分のMacのキーボードビューアで確かめます。

`Windows`での​入力

WordやOutlookのようなOfficeのアプリでは、Ctrl+グレーブアクセントのキーを押してから母音を押すと、à・è・ì・ò・ùになります。例えばCtrl+グレーブアクセントのキーのあとにeを押すとèです。Ctrl+アポストロフィのキーのあとに母音を押すと、é(アキュートアクセント)になります。

テンキーのある機種では、Alt+4桁の数字でも入力できます。Alt+0232を押すとèです。日本語入力と切り替えながら使う場合は、設定画面からイタリア語のキーボードを追加して切り替える方法も、Microsoftの公式サポートに載っています。

`Windows`での入力
方法操作結果
OfficeのショートカットCtrl+グレーブのあとeè
OfficeのショートカットCtrl+アポストロフィのあとeé
数字コードAlt+0232è

日本語との​違い

日本語のローマ字入力にはデッドキー(準備状態の記号を残しておいて、次のキーで文字を完成させる仕組み)がありません。ローマ字を打つとその場でかなに変換され、印を後から足す操作は要りません。iPhoneの日本語キーボードにも長押しでスライドする操作はありますが、これは「あ」の長押しで小さい「ぁ」を出すような、かなの変化のための機能で、イタリア語の印を出す長押しとは目的が違います。Macの日本語入力も、かなキーと英数キーを切り替える方式で、Option+文字で印を組み立てる方式とは別の仕組みです。印の入力さえ済めば、発音記号を別に覚える必要はありません。実際の発音は音声で聞いて確かめます。

練習問題

正しいものを選んでください。

  1. iPhoneでéを出す操作は( 長押ししてスライド / 2回タップ / シェイク )。
  2. Windowsのオフィスアプリでèを出す操作は( Ctrl+グレーブのあとe / Alt+F4 / Shift+e )。
  3. Alt+0232で入力できる文字は( è / é / à )。
答え
  1. 長押ししてスライド(Appleの公式サポートの操作名)
  2. Ctrl+グレーブのあとe(グレーブアクセントのショートカット)
  3. è(Alt+数字コードの一例)

参考に​した​資料