本文へ

否定文と​疑問文​(oraciones negativas e interrogativas)

2026-10-06

否定文は、動詞の前にnoを置いて作ります。疑問文は、文を¿と?で挟んで作り、答えが「はい・いいえ」になる文と、qué(何)やdónde(どこ)のような疑問詞で始まる文があります。入門(CEFRのA1)の範囲では、noの置き場所、2種類の疑問文の作り方、síとnoの答え方を押さえれば足ります。

使う​場面

「〜ではありません」「〜しません」と打ち消すときに、否定文を使います。相手に確かめたり、情報をたずねたりするときに、疑問文を使います。

答えが「はい」か「いいえ」になる疑問文は、「ペドロはマドリードに住んでいますか」のように、文の内容が合っているかをたずねます。「ペドロはどこに住んでいますか」のように、場所・人・もの・数などをたずねるときは、疑問詞を使います。

  • No soy estudiante.(私は学生ではありません)
  • ¿Vive Pedro en Madrid?(ペドロはマドリードに住んでいますか)
  • ¿Dónde vive Pedro?(ペドロはどこに住んでいますか)

作り方

作り方
種類作り方例
肯定文主語+動詞Pedro vive en Madrid.(ペドロはマドリードに住んでいます)
否定文noを動詞の直前に置くPedro no vive en Madrid.(ペドロはマドリードに住んでいません)
はい・いいえで答える疑問文文の始めに¿、終わりに?を付け、動詞+主語の語順にする¿Vive Pedro en Madrid?(ペドロはマドリードに住んでいますか)
疑問詞のある疑問文疑問詞を文頭に置き、そのあとに動詞+主語を続ける¿Dónde vive Pedro?(ペドロはどこに住んでいますか)

否定文では、noを動詞の直前に置きます。主語があっても、noは主語のあとで動詞の直前です(Yo no hablo.)。hayの否定は、no hayです。

疑問文は、文の始めに¿、終わりに?を付けます。「動詞+主語」の語順がよく使われますが、肯定文と同じ「主語+動詞」の語順でも、文の終わりを上げれば疑問文になります。はい・いいえで答える疑問文は、話すときに文の終わりを上げます。¿Pedro vive en Madrid?と言っても同じ意味です。

使う疑問詞は、次の5つです。疑問詞には、アクセント記号が付きます。

作り方
疑問詞意味例
qué何¿Qué estudias?(君は何を勉強していますか)
dóndeどこ¿Dónde está el hotel?(そのホテルはどこにありますか)
cómoどのように¿Cómo está Ana?(アナは元気ですか)
quiénだれ¿Quién es Ana?(アナはだれですか)
cuántos / cuántasいくつ¿Cuántos años tienes?(君は何歳ですか)

答えの内容が肯定ならsí、否定ならnoです。「いいえ」と答えて、そのあとに否定文を続けるときは、No, no soy estudiante.のように、noが2回続きます。

答えは、答えの文が肯定ならsí、否定ならnoと選びます。質問の形は関係ありません。

作り方
質問答えの文答え
¿Tienes hambre?(お腹がすいていますか)肯定Sí, tengo hambre.
¿Tienes hambre?否定No, no tengo hambre.
¿No tienes hambre?(お腹がすいていないのですか)肯定Sí, tengo hambre.
¿No tienes hambre?否定No, no tengo hambre.

日本語との​違い

日本語は、文の終わりに「か」を付けて疑問文にします。スペイン語は、「か」にあたる単語がありません。文の始めの¿と、終わりの?で挟みます。はい・いいえで答える疑問文では、話すときに文の終わりを上げます。文の始めに¿があるのは、書かれた文を読み始める時点で、疑問文だと分かるようにするためです。

答え方も違います。日本語は、質問の形に答えます。「お腹がすいていないのですか」と聞かれて「はい」と答えると、「すいていません」の意味になります。スペイン語は、答えの文が肯定ならsí、否定ならnoです。¿No tienes hambre?に「お腹がすいている」と答えるなら、Sí, tengo hambre.と、日本語の「いいえ」にあたる場面でsíを使います。

疑問詞は、日本語と違い、文の始めに置きます。日本語は「どこに住んでいますか」と疑問詞を文の中ほどに置きますが、スペイン語は¿Dónde vive?と最初に言います。

例文

各文の下に、否定か疑問かと、その作り方を書きます。

  1. No soy estudiante.(私は学生ではありません)
  2. No → 否定の単語。動詞soyの直前に置く。
  1. Ana no trabaja en la ciudad.(アナは町で働いていません)
  2. no → 否定の単語。動詞trabajaの直前に置く。主語はAnaなので、noは主語のあとに来る。
  1. ¿Eres de Perú?(君はペルーの出身ですか)
  2. ¿Eres → 動詞が文頭に来る疑問文。文の始めに¿、終わりに?を付ける。
  1. ¿Dónde está el hotel?(そのホテルはどこにありますか)
  2. Dónde → 疑問詞。文頭に置き、アクセント記号を付ける。そのあとに動詞está+主語el hotelが続く。
  1. ¿No tienes hambre?(お腹がすいていないのですか) — Sí, tengo hambre.(いいえ、すいています)
  2. Sí → 答えの文Tengo hambre.が肯定なので、日本語の「いいえ」にあたる場面でもsíを使う。
  1. No hay hoteles en la ciudad.(町にホテルはありません)
  2. No hay → hayの否定。noをhayの直前に置く。hoteles(冠詞なしの複数名詞)は、そのまま続く。

練習問題

正しいものを選んでください。

  1. Pedro ( no vive / vive no / no viven ) en Madrid.
  2. ¿( Dónde / Donde / Que ) está el hotel?
  3. ¿No tienes hambre? — ( No, tengo hambre. / Sí, tengo hambre. / Sí, no tengo hambre. )(いいえ、お腹はすいています)
答え
  1. no vive(noは動詞の直前)
  2. Dónde(疑問詞はアクセント記号付きで文頭)
  3. Sí, tengo hambre.(答えの文が肯定なのでsí)

参考に​した​資料