本文へ

基数詞と​序数詞​(numeri cardinali e ordinali)

2026-09-21(更新:2026-10-01)

基数詞(数を数える単語)と序数詞(順番を言う単語)は、年齢や日付、値段や順番を言うときに欠かせません。1から20までは1つずつ覚え、21から100までは10の位と1の位を組み合わせて作ります。入門(CEFRのA1)の範囲では、1から100までの基数詞の作り方と、primo・secondo・terzoの序数詞の作り方を押さえれば足ります。

使う​場面

年齢、値段、人数、日付などを言うときに基数詞を使います。並び順や順番を言うときは、primo(1番目)・secondo(2番目)・terzo(3番目)のような序数詞を使います。電話番号や部屋の番号のように、数字をそのまま1つずつ読み上げる場面でも基数詞を使い、序数詞は建物の階数や、行事が何回目かを言うときにもよく使います。

  • Ho sedici anni.(16歳です)
  • Marco ha diciotto anni.(マルコは18歳です)
  • È il primo giorno di scuola.(学校の初日です)

作り方

1から20までと、10の位・100の作り方をまとめます。色の付いた部分が、名詞の前で変わる部分です。

作り方
元の形基数詞日本語
1uno1
2due2
3tre3
4quattro4
5cinque5
6sei6
7sette7
8otto8
9nove9
10dieci10
11undici11
12dodici12
13tredici13
14quattordici14
15quindici15
16sedici16
17diciassette17
18diciotto18
19diciannove19
20venti20

続けて10の位と、21・23・28・31のようにつづりが変わる場合です。10の位はtrenta以外どれも語尾が-antaで終わり、trenta・quaranta・cinquanta・sessanta・settanta・ottanta・novantaのように、元になる数字の音を残しながら形を作ります。

作り方
元の形基数詞日本語
30trenta30
40quaranta40
50cinquanta50
60sessanta60
70settanta70
80ottanta80
90novanta90
100cento100
venti+uno(母音の前でventiの語末のiを落とす)ventuno21
venti+dueventidue22
venti+tre(合成でアクセントが移り、ventitréとつづる)ventitré23
venti+otto(母音の前でventiの語末のiを落とす)ventotto28
trenta+uno(母音の前でtrentaの語末のaを落とす)trentuno31

unoは名詞の前に置くとき、不定冠詞のun・uno・una・un'と同じ形になります。

作り方
元の形一致した基数詞日本語
libro(本・男性・単数)un libro本が1冊
casa(家・女性・単数)una casa家が1軒
studente(学生・男性・単数、s+子音で始まる)uno studente学生が1人

primo・secondo・terzoは、形容詞と同じように名詞の性と数に合わせて変わります。

作り方
元の形一致した序数詞日本語
giorno(日・男性・単数)il primo giorno最初の日
lezione(授業・女性・単数)la prima lezione最初の授業
studenti(学生・男性・複数)i primi studenti最初の学生たち
case(家・女性・複数)le prime case最初の家々

secondo・terzoも同じように、性と数に合わせてsecondo/seconda/secondi/seconde、terzo/terza/terzi/terzeと変わります。100まではcentoが変わらないまま使われ、22・23・28のような10の位+1の位の組み合わせも、venti・trenta・quaranta・cinquanta・sessanta・settanta・ottanta・novantaのどれでも同じ規則で作れます。

日本語との​違い

11から19までのundici・dodici・tredici…は、日本語の「じゅういち」「じゅうに」のように10と1の位が透けて見える作り方ではなく、単語ごとに覚える必要がある点が日本語にない現象です。

一方、21以降のventuno(20+1)やtrentadue(30+2)のように、10の位と1の位を組み合わせて数を作る考え方は、「にじゅういち」のように日本語が数を組み立てる考え方に近い感覚です。

もう1つの違いは、unoが単数名詞の前で不定冠詞と同じように性と頭の音に合わせて変わり、primo・secondo・terzoが形容詞と同じように変わる点です。日本語の「1」「1番目」は名詞が男性でも女性でも同じ形のままですが、イタリア語のunoはun・uno・una・un'、primoはprimo/prima/primi/primeと変わります。dueからは名詞に合わせて変わらないので、気にするのは名詞の前のuno(性と頭の音)と序数詞(性と数)だけで足ります。

例文

各文の下に、単語ごとに「どの形か」と「なぜその形か」を書きます。

  1. Ho sedici anni.(16歳です)
  2. sedici → 変化しない基数詞。年齢を言うときはavere+数字+anniの形を使う。
  1. Anna ha diciotto anni.(アンナは18歳です)
  2. diciotto → 変化しない基数詞。diciのあとにottoを続けるつづりに注意する。
  1. Ho quaranta libri a casa.(家に本が40冊あります)
  2. quaranta → 10の位の基数詞。名詞の性や数に関係なく変化しない。
  1. Leggo un libro nuovo.(新しい本を1冊読んでいます)
  2. un → unoが名詞の前で不定冠詞と同じ形に変わったもの。libroは男性・単数。
  1. Marco è il primo studente in classe.(マルコはクラスで最初の学生です)
  2. primo → 序数詞。形容詞と同じように名詞の性・数に合わせる。studenteは男性・単数。
  1. Anna è la seconda studentessa.(アンナは2番目の学生です)
  2. seconda → secondoの女性単数形。studentessaに合わせて変わる。

練習問題

正しいものを選んでください。

  1. Ho ( ventiotto / ventotto / vent'otto )anni.
  2. Ho ( ventitre / ventitré / venti tré )anni.
  3. Leggo ( un / uno / una )libro nuovo.
答え
  1. ventotto(母音の前でventiの語末のiを落とす)
  2. ventitré(合成でアクセントが移るのでアクセント記号を書く)
  3. un(男性・単数のlibroの前でunoが不定冠詞と同じ形になる)

練習問題(例文の穴埋め7問)

参考に​した​資料