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伊検​(実用イタリア語検定)

2026-09-22

伊検(実用イタリア語検定)は、日本国内の機関が主催し全国的に実施する唯一のイタリア語検定です。この記事は、入門の5級と初級の4級の中身と、第1回から58回までに受けた人の数です。

誰が​実施するか

実施しているのは、特定非営利活動法人イタリア語検定協会です。公式サイトはiken.gr.jpです。1995年に始まり、毎年春と秋の年2回です。各地でイタリア語を学んでいる人の運用能力を測る試験で、日本国内はもとよりイタリアにおいても広く認知されてきています。大学で取得を奨励したり、専門学校の卒業単位にしたり、イタリアの専門学校で日本人のイタリア語能力の証明に使ったり、就職の能力証明にも使われています。1級の合格者は、全国通訳案内士試験の筆記の語学科目が免除されます。

5級と​4級

公式の機能の説明は、次の全文です。

5級は「初歩的なイタリア語を理解することができる。初歩的な挨拶・紹介・質問への返答などができる能力が要求される。」です。4級は「平易なイタリア語を聴き・話し・読み・書くことができる。自己紹介・簡単な道案内・買い物・バールでの簡単な注文などの平易なコミュニケーションができる能力が要求される」です。

試験は、聴き取り(リスニング)のほか、構文・文法・読解などの問題をマークシートに解答します。5級も4級も一次試験のみで、試験時間は80分、マークシート方式です。口述試験はありません。作文は1級・2級・準2級・3級だけで、5級と4級にはありません。3級は一次のみ100分、1級と2級の一次は120分で、そのうえに口述の二次があります。配点は回によって少し変わります。合格は合計点だけでなく、リスニングと筆記のそれぞれに基準点があります。

時間解答口述リスニング筆記
5級80分マークシートなし20点前後36点前後
4級80分マークシートなし26点前後36点前後

この​サイトでの​目安

ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)のA1やA2は、伊検の公式の級分けではありません。このサイトでは5級を入門(A1)、4級を初級(A2)、3級をB1の目安にしています。伊検もCILSも、公式の級の対応表は出していません。3級の公式の説明は「日常生活に必要な基本的なイタリア語を理解し、表現することができる。大学専門課程2年修了程度。」で、一次のみ100分、口述はありません。

志願者と​年齢

1995年に開始して以来の総志願者数は12万人を越えています。第1回から58回までの総計は、志願120,469人、受験104,212人、合格40,172人です(準2級は第36回から)。合格率は全体で38.5%、5級は63.6%、4級は43.1%です。5級の志願は27,792人、4級の志願は38,236人です。

志願受験合格
5級27,79223,53914,970
4級38,23632,73914,109
1〜58回の合計120,469104,21240,172

イタリアの風土や歴史・文化、そしてイタリア語に魅せられて長年学習している方がとても多い、と公式ページは書いています。2018年度(2018年秋季と2019年春季)の志願者は、女性が63.7%、男性が36.3%でした。熟年層の受験者が目立つとあり、いちばん多い帯は20代の969人(24.6%)、40代と50代がそれぞれ736人(18.7%)、60代が436人(11.1%)、30代が674人(17.1%)です。過去の問題は、ここには載せません。

参考に​した​資料

  • 実用イタリア語検定「検定概要」「日本国内の機関が主催し全国的に実施する唯一のイタリア語検定試験」「5級初歩的なイタリア語を理解することができる。初歩的な挨拶・紹介・質問への返答などができる能力が要求される。」「4級平易なイタリア語を聴き・話し・読み・書くことができる。自己紹介・簡単な道案内・買い物・バールでの簡単な注文などの平易なコミュニケーションができる能力が要求される」「第1回から58回までの総計」「女性63.7%、男性36.3%」(2026-09-22閲覧)
  • イタリア語検定協会について定款(抄)第1条「この法人は、特定非営利活動法人イタリア語検定協会という。」(2026-09-22閲覧)
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