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CEFRとは​(ヨーロッパ言語共通参照枠)

2026-09-22

ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)は、欧州評議会が2001年に公開した、言語の力をA1からC2までの6つの段階で示す枠です。この記事では、6つの名前と、このサイトの入門・初級が指すA1・A2の目安だけを扱います。A1とA2の目安は、シエナ外国人大学のCILSと、ダンテ・アリギエーリ協会東京の案内から引いています。

6つの​段階

下の表の短い見出しは、ダンテ・アリギエーリ協会東京が各段階の目安として掲げている一文です。いちばん下の段がA1、いちばん上がC2で、下の段ほど聞けること・言えることの範囲が広くなります。このサイトの文法の系列が扱うのは入門(A1)と初級(A2)です。B1からC2までの中身は、この記事では書きません。

同協会のA1の見出しは「入門」、A2の見出しは「初級」で、このサイトの呼び方と同じです。段階の名前はA1・A2のまま、日本語の呼び方だけが案内ごとに付いています。

段階目安
A1入門。挨拶など、日常の簡単な会話ができる
A2初級。日常生活の様々なシーンで簡単な会話ができる
B1中級。日常の様々なシーンで、自分の意見を語ることができる
B2中上級。就学が可能で、就労時に語学力をアピールできる
C1上級。辞書を使わずにニュースを聞いて理解できる
C2最上級。正しいイタリア語で、ネイティブと対等に話ができる

A1の​目安

A1は学び始めの段階です。ダンテ・アリギエーリ協会東京の案内では、よく使う日常の言い回しを理解して用い、自分や他人を紹介し、住んでいるところ・知り合い・持ち物などの個人的な情報について質問したり答えたりできる、とあります。相手がゆっくり、はっきり話し、助けが得られれば、簡単なやり取りができます。

シエナ外国人大学のCILS(チルス)A1の能力の説明(Profilo di competenza)は、短い文を理解し日常の言い回しを使う力を見る、としています。「comprendere brevi testi e utilizzare espressioni di uso quotidiano」(短い文を理解し、日常の言い回しを使う)。自分のことを紹介し、個人的な話題で質問し答え、相手がゆっくり話し協力的なら簡単なやり取りができる、と続きます。

A2の​目安

A2は、身近な場面で簡単なやり取りができるようになる段階です。ダンテ・アリギエーリ協会東京の案内では、ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接関係がある領域の文やよく使う言い回しが理解できる、とあります。簡単で日常的な範囲なら、身近な事柄について、単純で直接的な情報のやり取りに応じられます。

CILSA2の能力の説明は、まだ自立していない、形成の途中の初歩の力だ、としています。「comunicare in scambi semplici su argomenti familiari e comuni」(身近でよくある話題の簡単なやり取りで通じる)。よく使う文や言い回しを、すぐ必要になる場面で理解する、とあります。

この​サイトでの​使い方

このサイトでは入門をA1、初級をA2の目安にしています。入門の記事は、自己紹介・買い物・家族など、A1の目安に出てくる場面で使う文法を扱います。初級の記事は、身近な話題のやり取りがもう一段広くなるA2の目安に沿います。文法の系列の入門はCILSA1の一覧、初級はCILSA2の一覧に沿っています。A2の一覧はA1で求めた項目の上に乗る、という書き方です。詳細はCILS(シエナの検定)の記事にあります。

伊検の級はこの枠の公式の写しではありません。級ごとの目安は伊検(実用イタリア語検定)の記事にあります。

参考に​した​資料

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