句読点の​使い方​(punteggiatura)

2026-09-27

イタリア語の句読点には、英語の感覚のままでは通じない点がいくつかあります。?と!の前にスペースを入れず、小数点にはピリオドではなくコンマを使います。引用符も、2つの形が同じ働きで使われます。

句読点の​決まりとは

句読点は文の形を決める記号で、コンマ(,)、ピリオド(.)、疑問符(?)、感嘆符(!)、引用符(« »や" ")などがあります。イタリア語では、英語と細かい点で書き方が違います。

記号呼び方日本語
,virgolaコンマ
.puntoピリオド
?punto interrogativo疑問符
!punto esclamativo感嘆符
«»/""virgolette引用符

引用符と​コンマの​使い方

直接話法や引用には、«caporali»と"virgolette alte"の2つの形があり、Accademia della Cruscaはこの2つを"indifferentemente"(区別なく)使うと説明しています。リストで「e」(そして)の前にコンマを置くかどうかも、決まった規則ではありません。Cruscaは、これを書き手ごとの文体上の好みだとしていて、時代によって使われ方の割合も変わってきました。

形呼び方
«...»virgolette caporali
"..."virgolette alte

?と!の​前の​スペース

イタリア語では、疑問符と感嘆符の前にスペースを入れません。Come ti chiami?(お名前は?)のように、文字の直後に付けます。フランス語には疑問符や感嘆符の前にスペースを入れる書き方がありますが、イタリア語では英語などと同様にスペースを入れません。

記号の前イタリア語
?の前スペースなし
!の前スペースなし

小数点とけたの​区切り

イタリア語の数字は、小数点にコンマ、けたの区切りにピリオドを使います。英語の書き方とは逆です。

値英語の書き方イタリア語の書き方
3と半分3.53,5
32703,2703.270

日本語との​違い

日本語の句読点は、、と。が基本で、疑問符・感嘆符の前にスペースを入れる考え方自体がありません。フランス語などを先に習っていると、そのスペースの入れ方をイタリア語にも当てはめてしまいやすいですが、イタリア語は疑問符・感嘆符の直前にスペースを入れません。数字の書き方では、日本語は英語と同じく小数点にピリオド、けたの区切りにコンマを使うので、イタリア語の3,5や3.270は、日本語の感覚では逆に見えます。値段や時刻表を読むときは、コンマの後ろが小数だと思い出してから数字を読むと、けたを取り違えません。

練習問題

正しいものを選んでください。

  1. Questo pacco pesa( 3.5 / 3,5 / 3;5 )kg.
  2. In questa città vivono( 3.270 / 3,270 / 3:270 )persone.
  3. ( Dove vai? / Dove vai ? / Dove vai !? )
答え
  1. 3,5(小数点はコンマ)
  2. 3.270(けたの区切りはピリオド)
  3. Dove vai?(疑問符の前にスペースを入れない)

参考に​した​資料