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否定文と​疑問文と​語順​(negazione e domanda

入門 2026-09-21

否定文はnonを動詞の前に置くだけで作れます。疑問文は語順を変えず、文末を上げて発音するか、書くときは最後に「?」を付けるだけで作れます。入門(CEFRA1)の範囲では、nonの置き場所、疑問文の作り方、そしてchiche cosadoveのような疑問詞の置き場所を押さえれば足ります。

どんな​ときに​使うか

「〜ではない」と否定する文と、「〜ですか」と尋ねる文は、会話のほとんどの場面で必要です。イタリア語では、この2つのどちらも、平叙文の語順を崩さずに作れます。相手の名前や場所、時間を尋ねるときは、chi(誰)・che cosa(何)・dove(どこ)・quando(いつ)・come(どのように)・perché(なぜ)・quanto(いくつ・いくら)のような疑問詞を文の先頭に置きます。

  • Non ho fame.(お腹がすいていません)
  • Hai fame?(お腹がすいていますか)
  • Dove abiti?(どこに住んでいますか)

作り方

否定文はnonを動詞の直前に置くだけで、それ以外の語順は変わりません。疑問文ははい・いいえを聞く文も疑問詞を使う文も、平叙文の語順のまま作れます。疑問詞を使う文だけは、疑問詞を文の先頭に置きます。

元の形否定文・疑問文日本語
Parlo italiano.(肯定文)Non parlo italiano.私はイタリア語を話しません
Hai fame.(肯定文)Hai fame?お腹がすいていますか
Non hai fame.(否定文)Non hai fame?お腹はすいていませんか
Vai a scuola.(肯定文)Dove vai?どこへ行きますか
Marco arriva.(肯定文)Chi arriva?誰が着きますか

nonは常に動詞の直前に置き、動詞の後ろの語順は肯定文と同じままです。はい・いいえを聞く疑問文は、文の語順を一切変えず、文末を上げて発音するか、文末に「?」を付けるだけで作ります。疑問詞(chiche cosadovequandocomeperchéquanto)を使う文は、その疑問詞を文の先頭に置き、そのあとは平叙文と同じ語順が続きます。否定文と疑問詞の文を組み合わせることもでき、その場合もnonの位置と疑問詞の位置のルールは変わりません。

日本語とのちが​い

はい・いいえを聞く疑問文の作り方は、日本語にとても近い数少ない現象です。日本語も「〜?」のように文末のイントネーションと符号だけで疑問文を作り、語順や動詞の活用は変えません。イタリア語のHai fame?も、平叙文のHai fame.と同じ語順のまま、文末の調子と「?」だけで疑問文になります。この点は素直に日本語の感覚のまま使えます。

一方で、否定疑問文への答え方は日本語にない現象です。Non hai fame?(お腹はすいていませんか)と聞かれたとき、イタリア語のnoは、聞き方ではなく実際の状態で決まります。お腹がすいていなければNo, non ho fame.(いいえ、すいていません)、すいていればSì, ho fame.(はい、すいています)と答えます。日本語なら「すいていませんか」に対して、すいていないときに「はい、すいていません」と質問の聞き方に合わせて答えますが、イタリア語のnoは質問の聞き方に合わせず、常に自分の状態が「はい」か「いいえ」かだけで選びます。

例文

各文の下に、否定・疑問のどの部分か、なぜそうなるかを書きます。

  1. Non capisco la parola.(その単語がわかりません)
  2. Non → 動詞capiscoの直前に置く否定語。
  1. Parli italiano?(あなたはイタリア語を話しますか)
  2. 語順は平叙文Parli italianoのまま、文末の「?」だけで疑問文になる。
  1. Dove abiti?(どこに住んでいますか)
  2. Dove → 疑問詞。文の先頭に置き、そのあとabitiは平叙文と同じ語順。
  1. Che cosa fai stasera?(今夜何をしますか)
  2. Che cosa → 疑問詞。「何を」にあたり、文の先頭に置く。
  1. Non hai sonno?(眠くないのですか)
  2. Nonhaiaveretu現在形)の直前。否定疑問文でも語順はhai sonnoのまま。
  1. Sì, ho sonno.(はい、眠いです)
  2. → 質問が否定疑問文かどうかに関係なく、実際に眠いという自分の状態に合わせて選ぶ。

練習問題

正しいものを選んでください。

  1. Non ho / Ho non / Non sonofame adesso.
  2. Dove tu vai / Vai dove / Dove vaistasera?
  3. Non hai sete? — ( Sì, ho sete. / No, ho sete. / Sì, non ho sete.
答え
  1. Non ho(否定語nonは動詞の直前)
  2. Dove vai(疑問詞は文の先頭、そのあとは平叙文の語順)
  3. Sì, ho sete.(喉が渇いているならを選び、聞き方には合わせない)

参考に​した​資料

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